少なからず、人間もそういう現象に陥っていそうだなと思います。
“初めての何か”は、その事柄の基準になりますよね。
わたしが初めて自分で選んで遊んだゲームは『FINAL FANTASY Ⅷ』です。
それまでも、周りに流されて『スーパーマリオ』や『ポケットモンスター』は遊んでいましたが、ゲームは無機質に敵を倒して先に進めるものだ、と思っていました。
『FF8』との出会いは、発売日の朝でした。
当時まだ小学生でしたが、ドラマチックなテレビCMを見てものすごくほしくなったんです。
すぐさま町で唯一のゲーム屋さんに連れていってもらいましたが、当然、売り切れ・・・
あきらめて立ち寄ったレンタルビデオ店に、なんと1本だけ残っていました!!
これは運命だ!天にも昇る気持ちでしたね。
けれども。
はじめてエンカウントした敵が、とんでも雑魚敵であるアルケオダイノス。いきなりすぎる死・・・
初心者が遊ぶには難しいゲームでした。
なんとかならないものかと、ファミ通や電プレ、Vジャンプ・・・ありとあらゆる情報を頼ります。
ゲーム内でもチュートリアルを熟読したり、必死にレベルを上げてみたり、地道に魔法をドローしたり、すんごい計算してジャンクションを考えたりもしましたとも。
「たかがゲームだぞ?そんなにハマるか?」なんて父の批判にも耳をふさぎました。
もはや執念でクリアしました。
元来の負けず嫌いと努力だけでオメガウェポンも倒しました。
時間と労力はかなり費やしていたでしょう。
それに思い上がってしまったのです。
10代後半のほとんど立派な大人が繰り広げたドラマに、なんか大切なことを学んだ気がする、と・・・
そこからFFシリーズが好きになり、過去作『FF7』ももちろん遊びました。
クラウドやティファには、共感できる部分がたくさんあります。
かれらの行動は、割とわかりやすく筋が通っていますから。
それで余計にわかった“つもり”になってしまったのです。
そんなわたしも高校生(スコールたちと同い年)になって、ふたたび引っ張り出してやってみました。
すると、4枚のDISCの中に、いろんな絆があったんです。
むしろあんまり恋愛してない!え、こんな話だっけ?
グラフィックに気を取られ、重要なセリフに目を向けていなかったのです。
打ちひしがれました。
17歳、自分はこんなに考えて生きていないし、成長もしていない・・・
大学生になると、周りにFF好きも増えました。
そこでまたしても、自分がいかに無知で考えなしか、痛感させられます。
バトルシステムさえも、ストーリーに合致するようにデザインされていました。
モブキャラクターの何気ないひとことさえも、世界史の一端を担っているのです。
物事を点でしか認識していませんでした。
本当は、意味がないことなんて、なにひとつなかったのに。
あろうことか、自分こそ大好きなゲームをなめきっていたのです。
たった一本のゲームに、何度も浅はかさを叩きつけられるとは。
なんでホンシツを見極められないんだろうと、恥ずかしくなりました。
おかげで、今でも『FF8』は、人生の教科書のような位置づけです!
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